Thursday, April 7, 2011

07/04 女川原発襲った津波は13m、想定を4m上回る

巨大地震

 東北電力は7日、女川原子力発電所(宮城県女川町、石巻市)で観測された3月11日の津波の高さが約13メートルに達し、想定の9・1メートルを超えていたと発表した。

 同原発の敷地は地震後1メートル沈降して海抜が13・8メートルとなったが、敷地の浸水は免れ、全3基が冷温停止している。

 また、地震の揺れも、耐震設計の想定をやや上回る観測値があった。地震計の記録を分析した結果、3号機の原子炉建屋地下では最大加速度573ガルを記録。2006年の耐震指針改定に伴い、耐震性を再検証した想定は512ガルだった。

(2011年4月7日16時21分 読売新聞)

No comments:

Post a Comment