同局長は「現時点で福島事故は極めて重大だが、チェルノブイリ級ではなく、将来そうなることもない」と指摘。
福島事故で深刻な放射性物質の放出が起きたのは３月１２日から２１日の間で、放出量はチェルノブイリ事故の１０分の１にとどまっている点が「根本的に違う」と説明した。
局長は、放射性物質の広がりについて、風向きや気象の影響で福島原発周辺の限られた地域にとどまっているとも指摘。欧州への影響は「チェルノブイリ事故と比べれば、無に等しい」と述べた。
（パリ共同）
毎日新聞 2011年4月13日 11時39分（最終更新 4月13日 12時18分）
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