Monday, April 18, 2011

18/04 震災・原発事故で首相、防止対策の甘さを陳謝

 菅首相は18日、東日本大震災に関する参院予算委員会の集中審議で、東京電力福島第一原子力発電所事故に関し、「非常用電源がダウンしたということは、予測の甘さがあり、それが一つの原因になったことは免れない。政府も十分に事前にチェックできなかったことについてはおわび申し上げたい」と述べ、事故防止対策の甘さを陳謝した。

 今後の原子力政策については、「(事故の)検証を経て、安全性を確かめることを抜きにして、これまでの計画をそのまま進めていくことにはならない」と述べ、見直しを示唆した。

 片山虎之助氏(たちあがれ日本)が「復興の道筋をつけたら首相を辞めるのも選択肢の一つだ」と退陣を迫ったのに対し、首相は「復旧・復興と、財政再建の道筋をつけられたら政治家として本望だ」と反論し、引き続き政権を運営することに意欲を示した。

(2011年4月18日21時01分 読売新聞)

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