Sunday, March 27, 2011

26/03 世界から応援メッセージ続々 米の日本人留学生がサイト

2011年3月26日23時12分

 【ニューヨーク=田中光】世界の人々が東日本大震災の被災者を励ます言葉が、インターネットのサイト「世界から日本へ1000のメッセージ」に続々と集まっている。ニューヨーク・コロンビア大学の日本人留学生たちが「被災者のみなさんに、国境を超えてつながっていることを知ってほしい」と立ち上げた。

 「世界のあらゆる街角から支援や援助の声があがっているのを知ってもらうことが、この惨事を乗り越えるみなさんの慰めに少しでもなるよう、願ってやみません」(米ニューヨーク州)「日本は見向きもされなくなったというような報道が目立ちますが、地震・津波は世界中で報道され、みな心配し応援しています」(オーストラリア・メルボルン)。約50カ国から寄せられたメッセージは、1週間後には800件を超えた。

 企画した一人、鈴木大裕(だいゆう)さん(37)は、「こんなに集まるとは思っていなかった」。最初は個人的な友人たちから送られてきたメールをまとめる形でサイトを始めると、瞬く間に反応が広がったという。英語などで寄せられたメッセージは、50人を超える有志が日本語に翻訳している。

 被災地からも感謝のメールが届いている。原発事故の行方が心配だという福島県に住む女性が「勇気をいただいて、涙が止まりません」「小さな子どもを抱え、不安ばかりです。でも、頑張ります」と書いた。

 サイトのアドレスはhttp://jequake1000msgs.net

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