東日本大震災で、自治体などのウェブサイトにアクセスが集中し、閲覧できない状況が起きている。マイクロソフトは、同社のクラウドサービス（ネット上のスペースを貸し出すサービス）を９０日間無料で提供し、ミラーサイト（サイトの負荷を分散するための複製サイト）の開設を支援すると発表した。データの複製や運用について技術者が相談に応じるほか、簡単にミラーサイトをつくるツールも提供する。
岩手県の「いわて防災情報ポータル」が、マイクロソフトの支援を受け、ミラーサイトで震災の情報を発信している。ミラーサイトのサーバーは、マイクロソフトのデータセンター内に設置されるため、アクセス集中に耐えられるという。サーバーの開設にかかる時間は最短で３時間程度。
ミラーサイトは電子メール、電子掲示板、伝言板、文字、音声、映像によるチャット、データベース機能などが使える。開設支援の希望者は、事務局にメール（ info311a@microsoft.com ）で申し込む。
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申し込みサイト
http://windowsazurepass.com/?Campid=F3313E69-464C-E011-98E3-001F29C8E9A8
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