Tuesday, March 22, 2011

22/03 福島第一原発「安定化しつつある」 米規制委部長

2011年3月22日10時30分

米原子力規制委員会(NRC)のボーチャード運営部長=ロイター

 【ワシントン=勝田敏彦】米原子力規制委員会(NRC)のボーチャード運営部長は21日、福島第一原子力発電所をめぐり、「楽観的だが、安定化しつつあると言ってよい」と述べ、状況の悪化に歯止めがかかっているとの認識を示した。同原発の事故に関する会合で語った。

 部長は根拠として、格納容器に通じる圧力抑制室の損傷が心配されている2号機も含む3基で、放射性物質の閉じこめ機能が維持されているとみられることや、冷却のための海水の注入が行われていることなどを挙げた。また、外部電力を原発に供給するケーブル敷設の進展について「期待が持てる知らせだ」とし、一両日中に一部のポンプや弁などへ供給が可能になるとの見通しも示した。

 NRCの計算に基づいて同原発から80キロ圏内の米国民に出ている避難勧告について、同部長は「妥当で控えめなもの」と強調。「米国で同じことが起きれば全く同じ内容を勧告するだろう」と述べ、「過剰ではないか」などとの意見に反論した。

 一方、米エネルギー省のチュー長官は20日、米FOXニュースの番組でニューヨーク・マンハッタンの中心から約60キロのインディアンポイント原発の防災計画を見直す方針を明らかにした。同原発の80キロ圏内には2千万人が住むとされ、長官は「同原発が存続すべきかどうかを考えなければならない」と述べた。

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