大阪維新の会がまとめた衆院選向けの公約集「船中八策」の骨格をながめると、目くらましのように派手なスローガンが目立つ。「ぶっ壊す」と「改革」を叫んだ小泉純一郎氏をほうふつとさせるものもあれば、「官僚から政治を取り戻す」といったトーンで政権交代を実現した小沢一郎氏と鳩山由紀夫氏らが輝いていた頃の手口をも思い出す。
正直言って「またか」である。大風呂敷が大きければ大きいほど、「やらせてみないと値打ちは判断できない」という気になるから、筆者を含む日本の有権者はあまりにも乗せられやすい。しかし実際にやらせてみたら、どうなるか。政策の具体化はこれからだというから、意見を言うのも時期尚早の感すらある。